ホノミ漢方の全国大会に行ってきました
先週末、ホノミ漢方の全国大会に行ってきました。
毎年、参考になるお話を伺うことのできる機会ですが、今年は牛胆汁製剤について、興味深い知見を聞くことができました。
牛の胆汁を漢方薬として用いている例はあまり見られません。
似た生薬に牛黄(牛の胆石)はありますが、薬効が異なります。
ホノミの牛胆汁製剤では、オルスビーが代表的な漢方薬です。
白鳩堂でも、体内の油脂の処理や、腸の蠕動運動の刺激、腸内の雑菌を殺菌する目的などで、日頃からよくおすすめしていました。
しかし今回、これら以外にも胆汁製剤が幅広く有効であるという話で、そのメカニズムや数々の有効症例を聞くことができました。
特に血の新陳代謝の根本に効くということは新しい知見でした。
また、現代人は油脂を摂りすぎているので、オルスビーを飲まなくても良い人はいない位であるという話も印象的でした。
冷えたものや甘いもの、油の多いものの食べすぎにより胃に負担がかかることが、病気の長引く原因のひとつであるという話は、今までよくしてきました。
しかし特に油の多い食べ物は、直接は胆嚢で分解、消化するため、胆嚢の負担が多いのです。
ご自分の食生活の見直しをしてみて、もし油を摂っている量が多いと感じられたら、服用を考えてみても良いかもしれません。
オルスビーの良いところは、今飲んでいる薬に加えやすいということです。
服用の際は、一度専門家にご相談下さい。
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白鳩堂成川薬品
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